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バーネット法

バーネット法とは連勝する毎に賭け金を変更していくベッティングシステムであり、賭け金を「1ドル→3ドル→2ドル→6ドル」と増やしていくことから1326法とも呼ばれています。

バーネット法の特徴は3回目よりも2回目の賭け金が高い点です。確率が高い2連勝の賭け金を多くすることで、3回目で負けた時のリスクを軽減させています。

【基礎】バーネット法の使い方

バーネット法では連勝する度に賭け金を1ドル→3ドル→2ドル→6ドルと変えていきます。また、6ドル以降は再度1ドルからスタートするか、そのまま6ドルで継続するかの2択です。

勝つまで1ドルでのベットを続けていき、勝てば次は3ドルでベット、さらに勝てば2ドルと賭け金を変えていきます。

連勝時に賭け金を変化させていくベッティングシステムといえばグッドマン法も有名ですが、バーネット法との違いは重要な連勝数にあります。

負けるタイミングバーネット法の収支グッドマン法の収支
1戦目-1ドル-1ドル
2戦目で負け-2ドル-1ドル
3戦目で負け+2ドル0ドル
4戦目で負け0ドル+1ドル

グッドマン法で利益を出すためには最低でも3連勝しなければいけませんが、一方でバーネット法では2連勝すれば3戦目で負けても利益が出ます。

バーネット法のシミュレーション

勝率50%・配当2倍のゲームで遊ぶと仮定して、2連勝が複数回でた場合のシミュレーションを見てみましょう。

回数賭金結果損益合計次のアクション
1$1勝ち$+1勝ったので次は3ドルをベット
2$3勝ち$+4勝ったので次は2ドルをベット
3$2負け$+2負けたので次は1ドルをベット
4$1負け$+1負けたので次も1ドルをベット
5$1負け$±0負けたので次も1ドルをベット
6$1勝ち$+1勝ったので次は3ドルをベット
7$3勝ち$+4勝ったので次は2ドルをベット
8$2負け$+2連勝後に負けたので終了

4勝4敗でも2連勝を2回引けているので収支はプラス

バーネット法では勝率50%でも2連勝さえ出来れば利益が残るため、連勝を狙わずともある程度の勝率があれば問題ありません。

またバーネット法で最悪なのは勝ったり負けたりが続いたりすることです。仮に3連敗しても-3ドルで済みますが、勝ち負けが3回続くと-6ドルになってしまいます。

回数賭金結果損益合計次のアクション
1$1勝ち$+1勝ったので次は3ドルをベット
2$3負け$-2負けたので次は1ドルをベット
3$1勝ち$-1勝ったので次は3ドルをベット
4$3負け$-4負けたので次は1ドルをベット
5$1勝ち$-3勝ったので次は3ドルをベット
6$3勝ち$±0勝ったので次は2ドルをベット
7$2勝ち$+2勝ったので次は6ドルをベット
8$6負け$-4連勝後に負けたので終了

5勝3敗で勝ち越しているのに収支はマイナス

例を挙げると「バカラでプレイヤーとバンカーが交互に勝っているようなテーブルでは使わない方が良い」という事です。

バーネット法を使う際は「連敗が続くよりも勝ち負けを繰り返す方が損する」ということを覚えておいてください。

バーネット法の強み|2連勝できれば利益が出る!

バーネット法には4つの強みがありますが、中でも“2連勝で利益が増える”というハードルの低さは魅力です。

バーネット法の強み

  • 2連勝で利益が出るのでハードルが低い。
  • 連敗時の損失が1ドルに限定されている。
  • 自分で賭け金を計算する必要が無い。
  • 長期的に利益を出すことが可能。

シミュレーションでも分かるようにバーネット法は2連勝の重要性が高い賭け方です。

バーネット法の弱点|勝ち負けを繰り返すと損する

バーネット法には3つの弱点がありますが、特に勝ち負けを交互に繰り返していると損失が増えるという点には気を付けなければいけません。

バーネット法の弱点

  • 勝ち負けを交互に繰り返すと損する。
  • 運に左右されやすい。
  • 十分な利益が出るまで時間がかかる。

連勝時にベット額を増やすベッティングシステムに共通することですが、勝ち負けを交互に繰り返すと損失が拡大していく傾向にあります。

またベット額が少額で済むということは利益も少ないという事なので、十分な利益を得るためには長期間に渡って使い続けなければいけません。